もともと、専門学生時代に洋食に関わる仕事をしようとしていたんですが、中華料理の楽しさに気付いてホテルの中華料理部門に就職したんです。4年間ホテルで働いた後、洋食に興味を持って転職先を探していた時に、メティウスフーズの求人をみつけて応募しました。正直、当時は「絶対にここ(メティウスフーズ)で働きたい！」とは考えていなかったんですが、その時僕の上司だった方がとても面倒見が良かったので、人の良さに惹かれましたし、なにより経営理念である「食を通して社会貢献」がとても良いなと思って、2014年にアルバイトから正社員になりました。

店長になったのは、正社員になってから約3年後の事ですね、でもこれは特殊な事例で、店長と料理長が同時に退職したんです。そこで当時スーシェフだった僕が店長になりました。

店長経験はなかったんですが、上司が基礎的な事から教えてくれたので、そのサポートを受けながら勉強しつつ今に至ります。

飲食業全般に言える事だと思うんですが、キッチンの目線で言うと、やはり自分の作ったものを「美味しい」と言っていただける事。ホールの目線で言うと、お客様に「楽しかった」と言っていただける事ですね。それから店長目線だと、お店が潤滑にまわって、お客様もスタッフも気持ちよく過ごせている状態だとやりがいを感じますね。

「自分が困った時は手助けをしてもらえる」と実感したエピソードがあります。このあいだ、2人目の子どもが生まれたんですが妻が予定より早めの入院をしたんです。そうなると上の子を僕が見なきゃいけない、そんな時に「今日は早く帰っていいよ」と言ってもらえたんです。迷惑な顔もせず、何かあれば周りが協力してくれた事が、最近の印象に残ったエピソードです。

僕個人の目標としては「規範となれる人」になる事ですね。人として成長したいなと考えています。メティウスフーズの社員としてはもちろん、一人の人間として成長したい。社会人であると同時に2人の子供の親でもあるので、規範となれる人になりたいです。

店長としては、より繫盛させて評価の高いお店を作れるよう頑張りたいなと思います。会社が目指す姿、やろうとしている取り組みに対して力になりたいですね。

『イタリアーナ エノテカドォーロ 汐留店』では、僕の方から積極的にスタッフへ声をかけてうるさいくらいワイワイしているのが特徴でしょうか。やはりスタッフが嫌な思いをするような環境だと、それがお客様にも伝わってしまうので、楽しく働いて欲しいと思っています。自分の行動がお客様の喜びに繋がっている、というやりがいと楽しさを感じてもらいたいですね。

今回入社される方も、ぜひ楽しくイタリア料理について学んで欲しいですし、成長しながら良いお店作りをして欲しいと思います。